青空永音朗読動画Libraryへお越しいただき、有難うございます。
芥川龍之介の「仙人」をお届けします。

【朗読動画はこちら】

バックの風景は、沖縄県在住の具志堅一彦さんのお写真を使わせていただいております。

「仙人」というタイトルから浮かんだイメージがピッタリでしたので、お願いしてお借りしました。
具志堅さんは、Facebookで素晴らしいお写真を沢山アップされておりますので、どうぞご覧くださいね。
https://www.facebook.com/kazuhiko.gushiken.7

具志堅さん、快く了承していただき誠に有難うございます。

石山林山にあるガジュマルです。

さて、

芥川龍之介の「仙人」は、同じタイトルで、1915年(大正4年)に書かれたものと、1922年(大正11年)のものと二つあるのですね。

こちらの「仙人」のほうは、「羅生門」と同じ年に書かれた1915年作のお話。

主人公が李小二(りしょうじ)といい、北支那の市(まち)を渡って歩く野天の見世物師。
彼は5匹の鼠に衣装を着せ、仮面をかぶらせ、肩に乗せた屋台の上で鼠たちを演じさせる。
日々の生活は、その演技を見てくれた人々からの投げ銭のみ。
お天気にも左右されるので、日々の生活は苦しく彼はこう嘆く。

「何故生きてゆくのは苦しいか、何故、苦しくとも、生きて行かなければならないか。」

これは、芥川自身の魂の叫びにも聞こえる。

「勿論、李は一度もそう云う問題を考えて見た事がない。が、その苦しみを、不当だとは、思っている。そうして、その苦しみを与えるものをーーーそれが何だか、李にはわからないが、ーーー無意識ながら憎んでいる。事によると、李が何にでも持っている、漠然とした反抗的な心もちは、この無意識の憎しみが、原因になっているのかも知れない。」

漠然とした反抗的な心もち・・・

李は、陶朱の富を得て、その後どうしたであろうか。
鼠たちと幸せな暮らしをしたのであろうか。
幸せであったろうか。

続きをよみたかったなぁ~♪

お聴きいただき有難うございます。

続きを読みたかったなぁ~、ということで
自分で創っちゃいました。
青空永音VoiceBlogでどうぞ♪
https://www.youtube.com/watch?v=IMaZmrYe48Y

【青空文庫のご紹介】
http://www.aozora.gr.jp/

今回の「仙人」は、青空文庫さんからダウンロード、印刷し、朗読させていただきました。
有難うございます!

私も「著作権の保護期間70年」には、疑問を持っています。
頭木弘樹さんのように「無償朗読フリー」とおっしゃっていただける作家さんが増えることを切望しています。